便秘でお悩みの方は、食べ物にこだわって、身体の中から便通を良くしてあげる必要があります。そこでおすすめなのが、便通を良くする食べ物です。便通を良くする食べ物には様々な種類がありますが、今回は数ある食べ物の中から医師も推奨している4つの食べ物についてご紹介します。
プルーン

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便通を良くする食べ物として、まず最初にご紹介するのがプルーンです。
プルーンには、2種類の食物繊維が含まれており、腸内環境の正常化に役立ちます。また、プルーンには便秘の解消に有効とされているソルビトールという成分も含まれており、大腸の水分吸収が抑制されることで便が柔らかくなり、便の排出を促すことができます。
バナナ

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バナナは食物繊維が豊富な上に、オリゴ糖も多く含まれています。
オリゴ糖には、腸内細菌である善玉菌を増やし、腸内環境を正常化させる働きがあります。腸内環境が正常化されれば、悪玉菌の数が減少し、便秘の解消はもちろん、腸疾患のリスクを低下させることにも役立ちます。
腸の働きが活発になる朝に食べるのがおすすめですよ。
りんご

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りんごには、アップルペクチンという成分が含まれています。
アップルペクチンには整腸作用があり、腸内に善玉菌を増やして、腸内環境を整えてくれます。胃や小腸で消化されることなく大腸まで行き届くので、ダイレクトに腸に働きかけることができ、便秘の解消につながります。
なお、アップルペクチンは、りんごの皮に多く含まれている成分です。そのため、りんごを食べるときは、皮ごと食べたり、皮ごと擦りおろして食べたりするのがおすすめです。
熱にも強い成分なので、りんごのシャリシャリ感が苦手な方は、甘煮やジャムなどに加工して食べても良いでしょう。
オリーブオイル

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オリーブオイルの主成分であるオレイン酸には、大腸を刺激して腸の働きを活発化させる働きがあり、腸のぜん動を誘発させることで、便通の改善が期待できます。
また、オリーブオイルには、腸管の滑りを良くして、便の出をスムーズにする働きもあります。
サラダに掛けたり、焼料理に使ったりするのはもちろん、大さじ1程度のオリーブオイルをそのまま食べるのもおすすめですよ。
いかがでしたでしょうか。今回ご紹介した食べ物を毎日バランス良く摂取すれば、日に日に便通が良くなっていくはずです。便秘の症状でお悩みの方は、是非試してみてくださいね。