天使の輪がツヤツヤと輝いてる髪は女性の憧れですよね。
でも、パーマやカラーを繰り返した髪は見た目も触った感じもパサついてしまうものです。
そこで必要なのがキューティクルのケア。
毎日のヘアケアにひと手間かけて、天使の輪が輝くツヤ髪を目指してみませんか?
キューティクルって?
髪の毛に当たった光がキューティクルの表面で反射すると、白く輝いて見えます。この反射した光が「天使の輪」です。健康な髪はキューティクルの表面がきれいに整っているので、天使の輪の輝きがはっきりとしています。
キューティクルという言葉はCMなどで耳にしたことがありますが、そもそもキューティクルとはどの様なものなのでしょうか?

出典:シセイドウ ビノラボ
上の図の様に1本の髪は3つの層からできていて、一番外側をキューティクル、中間部をコルテックス、中心部をメデュラといいます。
一番外側のキューティクルは、かたいタンパク質が主成分。半透明のうろこ状のものが平たく4~10枚重なって、髪の内部組織を守る働きをしています。各層の表面には、キューティクルを保護する脂質成分「MEA(18-メチルエイコサン酸)」が存在しています。MEAは最表面にあるため、摩擦にさらされ損なわれやすいのですが、髪のツヤや感触を左右しています。
出典:花王 ヘアケアサイト
髪を美しく見せるのにとても大切なキューティクル。
熱や刺激に弱いので、毎日のヘアケアにはちょっとした注意が必要です。
シャンプーは優しく、トリートメントはしっかり
キューティクルケアに効果的なシャンプーとトリートメントの方法をご紹介します。
①シャンプーの前にブラッシングをして、髪の毛のホコリやフケを落としてから予洗いをします。
熱いお湯を使うとキューティクルが開いて中のタンパク質や保湿成分も流れ出てしまうので、ぬるま湯(38℃くらい)で洗うのがベストです。
②手のひらでシャンプー剤を軽く泡立てから、地肌をマッサージするようにやさしく洗います。

出典:写真AC
③シャンプーの成分が頭皮に残らないようによくすすぎます。
④髪の水気を軽くしぼってからトリートメントを付けます。
トリートメントは頭皮を避け、髪の毛の中間部分から毛先部分に付けるようにします。
毛先に揉みこむ様に付けると効果的です。

出典:写真AC
⑤5分ほどおいてから洗い流します。
待ち時間にシャワーキャップや蒸しタオルで髪を包むと、トリートメントの浸透効果が高まります。
ドライヤーは上から下へ

出典:写真AC
濡れた髪は傷みやすいので、タオルドライをしたらなるべく早くドライヤーで乾かします。
頭皮を根元から乾かしていき、ドライヤーを上から下に向けて当てていきます。
キューティクルは根元から毛先にかけて“うろこ状”に重なりあっているので、こうすることで一定方向に整えることができます。
キューティクルは熱に弱いので、ドライヤーの風を一か所に続けて当てないようにするのもポイントです。
ドライヤーの前にキューティクル保護用のアウトバストリートメントを使うのもおすすめです。
いかがでしたか?
毎日のちょっとした工夫で、天使の輪が輝くツヤ髪を手に入れてくださいね!