20代の頃とは違い、30代に入ると急激に太りやすくなります。
20代の頃の感覚でその状態を放っておけば、40代に近づく頃、中年太りという後戻りのできない体型に…。
これを防ぐためにも、30代からは習慣的に運動を行うことが大切です。
30代からの運動におすすめなのが、有酸素運動です。
毎日、20分以上の有酸素運動を行えば身体に脂肪がつきにくくなり、中年太りを予防することができます。
30代から太りやすくなる理由

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30代は肥満への入り口ともいわれているほど、太りやすくなる年代です。
30代になると太りやすくなるのには、基礎代謝の低下が深く関与しています。
基礎代謝とは、何もしなくても消費されるエネルギーのことです。
10代や20代では基礎代謝が活発なため、多少の暴飲暴食や運動不足なら肥満になることはありません。
しかし、30代に入ると、老化による身体機能の低下によって、基礎代謝がどんどん低下していきます。
今までは自然と消費されていたエネルギーも消費されなくなるので、身体の中には脂肪が蓄積されやすくなるのです。
有酸素運動の習慣を

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中年太りを防ぐためには、30代からの習慣として、有酸素運動を行うのがおすすめです。
運動には、無酸素運動と有酸素運動の2つの種類があります。
無酸素運動が筋トレやランニングといったハードな運動であるのに対して、有酸素運動はウォーキングやサイクリングといった身体への負担が軽い運動です。
有酸素運動には脂肪を燃焼させる効果があり、30代からの肥満予防に効果的です。
通勤や犬の散歩、スーパーへの買い出しなどを兼ねて実践できるので、運動の苦手な方や多忙な方でも習慣的に取り組みやすいといえます。
有酸素運動のコツ

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有酸素運動で脂肪を燃焼させるには、いくつかのポイントがあります。
まず、毎日継続して続けることです。
有酸素運動では、一度に大量の脂肪を燃焼させることができません。
そのため、毎日運動に取り組んで、少しずつ脂肪を燃焼させていく必要があります。
なお、脂肪が燃焼されていけば、必然的に基礎代謝も向上します。
基礎代謝が向上すれば、脂肪が燃焼されやすくなり、痩せやすい体質に。
より効果的な中年太りの予防につながります。
次に、有酸素運動を行う際には、20分以上続けるようにしてください。
有酸素運動で脂肪が燃焼されはじめるのは、運動開始から約20分後です。
そのため、20分以内で運動をやめてしまえば、脂肪を燃焼させることができず、十分な効果が得られません。
自転車通勤にする、ひと駅分歩いて通勤するなどして、20分以上運動が続けられるように工夫してみましょう。
いかがでしたでしょうか。
有酸素運動は、30代からの運動習慣にぴったりの運動です。
中年太りを予防するためにも、是非毎日の生活習慣の中に取り入れてみてくださいね。