マラソンというと、疲れるイメージがありますよね。
中には、いざマラソンに挑戦したものの、疲労によって最後まで完走できなかったという方もいるのではないでしょうか。
マラソンで完走するためには、姿勢が重要となります。
正しいフォームで走れば疲労も溜まりにくく、体力を温存しながら走ることができるのです。
そこで今回は、正しいマラソンのフォームについてご紹介しましょう。
着地の仕方

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多くの方はつま先で着地しがちですが、これは脚の筋肉に負担を掛けてしまう上に、脚の振り幅が大きくなりエネルギーロスにつながるため、おすすめできません。
マラソンの正しいフォームでは、足裏全体で着地するのがポイントです。
足裏全体で着地すると、お尻の筋肉に負担が掛るようになります。
お尻の筋肉に負担が掛かれば、その分、太ももやふくらはぎの筋肉の負担が軽くなるので、マラソン中にありがちな脚の痛みや筋肉痛を予防することができます。
ヒップアップ効果が期待できるのも嬉しいポイントです。
また、足裏全体で着地すると、スムーズな平行移動の状態で走ることができます。
身体の上下運動によるエネルギーロスがなくなるため、体力を温存しながら走り続けることができます。
足の着地点

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次に、足の着地点です。
身体より前に足を着地させると、脚の筋肉で身体を前方へ動かすことになるため、脚に大きな負担が掛ります。
マラソンの正しいフォームでは、足を身体の真下に着地させるのがポイントです。
足を身体の真下に着地させ、その足を後ろに流すようなイメージで走りましょう。
こうすることで、身体全体の筋肉を使って走ることができ、脚に掛かる負担を軽減させることができます。
また、自然と小刻みな走り方になり、呼吸のバランスも整いやすくなります。
背筋を伸ばす

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最後に、背筋です。
マラソンの正しいフォームでは、背筋を真っ直ぐに伸ばして走るのがポイントです。
背筋が丸まった状態で走ると、上半身の筋肉や身体の中の器官にまで大きな負担が掛ってしまいます。
それにより疲れやすくなり、運動効率が低下してしまいます。
そして、途中から背筋を伸ばそうとしても、その頃には疲労が蓄積した状態となっており、思うように姿勢を正すことができなくなります。
その結果、脚の踏み出し方にも悪影響が及んでしまうことになります。
最初から背筋を伸ばして走れば、上半身の筋肉や身体の中の器官に掛かる負担を最小限に抑えられるのはもちろん、走りながら背筋を鍛えることもでき一石二鳥です。
脚もスムーズに踏み出せるようになるので、運動効率のアップにもつながります。
いかがでしたでしょうか。
マラソンの運動効率を高めたいという方は、是非とも今回ご紹介したフォームを実践してみてください。
フルマラソンの完走も夢ではありませんよ。