適度に飲酒をしたほうが健康的って本当?身体に良いアルコール摂取の方法とは?

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アルコールというと、身体に悪いイメージがありますよね。しかし、適度な飲酒は、身体の健康にとって効果があるそうです。実際に、全くお酒を飲まないよりも、適度にアルコールを摂取したほうが、死亡率が下がりやすくなるというデータもあります。
そこで今回は、健康にお酒を楽しむための適度なアルコール摂取の方法についてご紹介します。

 

適度なアルコール摂取によって期待できる健康効果

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出典:pixabay

 

イギリスの学者マーモットの研究によると、アルコールを全く摂取しないよりも、適度にアルコールを摂取したほうが死亡率が低くなることが明らかとなっています。

これには、アルコールの身体への健康作用が関係しているようです。
適度にアルコールを摂取すると、血液中の善玉コレステロールが増加します。その結果、高血圧症や虚血性心疾患、脳卒中などの原因となる動脈硬化を予防することができ、これによって死亡率の低下につながるようです。

このほかにも、適度なアルコール摂取では、食欲増進、ストレスの緩和、血行促進といった健康効果も期待することができます。
ただし、これらの健康効果は、すべて適度なアルコール摂取においていえることです。過度なアルコール摂取の場合には、かえって身体の健康に害が及んでしまうことになるので、注意しましょう。

 

適度なアルコール摂取って、どれくらいの量?

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出典:pixabay

 

適度なアルコール摂取の量は、個人によって異なりますし、その日の体調によっても変わってきます。そのため、適度なアルコール摂取の量を一概にいうことは難しいといえます。
そこで参考にしたいのが、厚生労働省推進の「健康日本21」です。

「健康日本21」では、節度ある適度な飲酒の量として、1日平均20gのアルコール摂取を推奨しています。
20gのアルコールというのは、ビールの中瓶1本、日本酒1合、焼酎0.6合、ウィスキーダブル1杯、ワイン1/4本、缶チューハイ1.5缶に該当する量です。
お酒が弱くない限り、この量であれば健やかに飲酒を楽しめるはずです。

 

休肝日を設けることも忘れずに

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出典:pixabay

 

いくら適度なアルコールが身体に良いといっても、毎日飲酒するのはおすすめできません。

継続的にアルコールを摂取すると肝臓に負担が掛りやすくなり、内臓疾患の原因となります。なるべく1週間に2日は休肝日をつくり、肝臓を休めてあげましょう。

 

いかがでしたでしょうか。
健康を維持するためには、お酒ともうまく付き合っていく必要があります。今回ご紹介した内容をもとに、是非適度なアルコール摂取を心掛けてみてくださいね。


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