あなたは寝るとき、どのような姿勢で寝ていますか?
睡眠において、姿勢は重要です。うつ伏せや横向きに寝ると、健康に悪影響が及んでしまいます。心当たりのある方は、今からでも改善に努めたほうが良いでしょう。
そこで今回は、うつ伏せや横向きに寝るデメリットと、健康に効果的な睡眠の正しい姿勢についてご紹介します。
最も危険な睡眠の姿勢はうつ伏せ!うつ伏せで寝るデメリット

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窒息死の危険性
酔った状態でうつ伏せに寝るのは、大変危険です。消化器官の中に溜まった吐瀉物が気管に向かって逆流しやすくなり、喉を詰まらせて窒息する恐れがあります。
乳幼児をうつ伏せに寝かせた場合でも、ミルクが気管に逆流しやすくなることで、乳幼児突然死症候群のリスクを高めてしまいます。
窒息死を防ぐためにも、うつ伏せで寝るのはやめるようにしましょう。
骨格が歪む
うつ伏せに寝ると、骨盤が体重で圧迫されるために歪んでしまいます。
骨盤が歪めば、全身の骨格の歪み、腰痛、O脚、顎関節症などの原因となります。
バストの形が悪くなる
うつ伏せに寝ると、バストを支えているクーパー靭帯に負担が掛かって、バストの下垂や型崩れを引き起こします。バストが圧迫されることで血行不良が起こり、睡眠時の成長ホルモンによるバストアップ効果も低減します。
一部の人を除いては不適切!横向きで寝るデメリット

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横向きは、妊娠中や睡眠時無呼吸症候群の人にとっては、最適な寝方とされています。
しかし、それ以外の人には、以下のようなデメリットがあります。
痺れを起こしやすい
横向きで膝や脚を曲げて寝ると、体重の負荷によって痺れを起こしやすくなります。
部分的な血行不良の原因にもなるため、健康的にあまり良くありません。
骨格が歪む
横向きに寝ると、長時間左右どちらかの半身に負荷が掛かることになります。
その際、骨盤にも負荷が掛かってしまい、骨格が歪む原因となります。
健康的に効果的な睡眠の姿勢は、仰向け!

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仰向けは、最も健康的な睡眠の姿勢です。仰向けで寝ることには、深い呼吸ができる、寝返りが打ちやすい、熟睡しやすいなどのメリットがあります。血行が促進され、血栓もできにくくなるため、病気の予防にも効果的です。
腰が少し浮く程度に身体が持ちあがる枕を選び、手脚を開放的に広げて寝るのが理想とされています。
いかがでしたでしょうか。
睡眠の姿勢は、健康とも深く関わってくるものです。普段、うつ伏せや横向きに寝ているという方は、今日からでも改善を試みてくださいね。