お正月の定番料理と言えば、おせち料理ですよね。
みなさん、おせち料理には正しい食べ方や、食べるタイミングがあるのをご存知でしょうか?
おせち料理の正しい食べ方やタ食べるイミングについて知らない方って、意外と多いんです。
そこで今回は、お正月に備えて今から知っておきたい、おせち料理の正しい食べ方と食べるタイミングについてご紹介します。
おせち料理を食べるときの順番

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おせち料理の正しい食べ方では、順番が重要となります。
まず、おせち料理というと、3~5段の重箱に入っていますよね。
この重箱の中では、まず一番上にある一の重から食べはじめるのが基本です。
一の重には「祝い肴」と呼ばれる料理が入っており、一番最初に食べると縁起が良いのです。
そして、おせち料理全体では、おとそ、一の重、おせち、御雑煮の順番で食べていくのが正しい食べ方です。
おとそとは、みりんや日本酒に生薬を加えて一晩寝かせた飲み物のことです。
平安時代から続く伝統的なものなので、是非、おせち料理と一緒に味わってみてください。
食べはじめるときは真ん中から

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食べはじめるときは、重箱の隅ではなく、重箱の真ん中に詰められている料理から箸をつけるようにしましょう。
端っこから食べると、家の隅々にまで福が行き渡らなくなると言われており、縁起が良くありません。
おせち料理を食べるタイミングは、いつがベスト?

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おせち料理は元旦に食べるのが一般的です。
しかし、北海道や長野県、新潟県など、地方によっては大晦日におせち料理を食べるところもあります。
これといって、この日に食べなくてはならないという決まりはありませんので、お家の昔からのタイミングで食べると良いでしょう。
おせち料理はいつまでに作っておくのが正解?

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おせち料理を作る場合、遅くても、大晦日当日までには完成させる必要があります。
「それなら、大晦日当日に作っても大丈夫なはず」と思われる方もいるかもしれませんが、おせち料理をつくるのには、けっこうな時間が掛ります。
おせち料理を作ろうと思えば、8品、9品は作る必要があるからです。
下処理に時間の掛かるメニューも多く、到底一日では作りきれないでしょう。
そのため、日持ちするものは数日前に作っておき、比較的足の早いものを大晦日の前日や当日につくるのがおすすめです。
いかがでしたでしょうか。
おせち料理の正しい食べ方を知っていれば、お正月に親戚一同で集まったときも、恥をかく心配がありません。
お正月、おせち料理を食べる際に、是非試してみてくださいね。