私たちの生活に欠かせないお金。いつまでも景気は停滞気味で、将来に漠然とした不安を感じている方も多いのではないでしょうか?そんな不安を少しでも払しょくするために、金融商品の特徴を理解してお金に対する意識を高めてみませんか?
金融商品とは?

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金融商品には、預金・株式・投資信託・社債・公債・保険などがあります。私たちが何気なく銀行に預けている普通預金も金融商品のひとつです。
金融商品は大きく分類すると「安全性」・「流動性」・「収益性」によって分けることができます。
- ・安全性・・・預けたお金が減ったり、損失を出す可能性がないか。
- ・流動性・・・お金が必要になった時にすぐ現金化できるか。
- ・収益性・・・運用によって高い利益が得られるかどうか。
この3つを踏まえて、金融商品について考えてみましょう。
金融商品の特徴を理解しよう!

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私たちにとって身近な普通預金は、安全性は高いと言えます。普通預金は元本保証があり、預金保険(万が一金融機関が破綻した時に、その金融機関に預けている預金を保護する保険)の対象商品です。必要な時にATMですぐお金が下ろせますので流動性がありますが、普通預金の利息は今現在相当低いものですので収益性はありません。
定期預金は普通預金に比べて利息が高いので収益性は上がりますが、満期まで下すことができないので流動性に欠けます。
株式は、運用次第で収益性が上がりますが、場合によっては元本割れも起こしますので安全性に欠けます。また、自分の持っている株がすぐに売れるとも限りませんので流動性も低めです。
「安全性」・「流動性」・「収益性」の3つがそろった金融商品はないということですね。
リスクとリターンを意識しよう!

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一般的に「貯金・預金に比べて株式投資はハイリスク・ハイリターン」と言われています。これは、大きく稼げる時もあるし、反対に元本割れをしてしまう事もあるということです。
これに対して元本保証がある定期預金や国債などはローリスク・ローリターンと呼ばれます。
株式投資をするときは余裕資金(余剰資金とも。特に使い道の予定の無い余分なお金です。)で始めるのが基本です。生活費を削ってまで、また、借金を背負ってまで株にお金をつぎ込むのはやめておきましょう!
リスクが高い金融商品はちょっと、、、という方は、金利が高いネット専業銀行に定期預金を組むだけでも手元に戻ってくるときの金額に差が出ると思いますよ!
いかがでしたか?
お金は放っておいても増えてはくれません。金融商品を上手に選んでいきましょう!