みなさんは「SNSストレス」という言葉をご存知でしょうか。SNSストレスとはその名の通り、SNSを利用することによって引き起こされる気疲れやイライラといった精神なダメージのことをいいます。それにしても、なぜSNSストレスは引き起こされてしまうのでしょうか。そこで今回は、SNSストレスの原因について探ってみたいと思います。
自己顕示欲が出てしまう

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SNSを利用していると、自らのことを発信するにあたって、「もっと私のことを知って欲しい」「私に共感して欲しい」「私を見て欲しい」という自己顕示欲が発生してしまいます。
”いいね”を押してもらえたり、その内容に共感するコメントを得ることで、自己顕示欲が満たされるのです。
しかし、”いいね”を押してもらえなかったり、コメントがもらえなかったり、内容に反するコメンを得たりしまうと、自己を否定されているような気持ちや、自分に興味を持ってもらえていないような気持ちになり、気疲れやイライラ、自己嫌悪といったストレスに変わってしまいます。
他人の投稿に嫉妬する

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自分の私生活が充実していないときに、フォローしている友人やフォロワーが充実した私生活に関する投稿をしていると、つい自分と他人を比べてしまい、それにストレスを感じてしまう人は多いといいます。
友人やフォロワー、芸能人がおいしい料理を食べていたり、海外旅行へ行っていたり、恋人と充実したデートをしていたり、結婚式をあげていたりする投稿などが、ストレスの原因になるようです。
「なぜ私は他人の幸せを喜べないんだろう?」と自己嫌悪につながってしまうこともあります。
フォロワーの数が少ない

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SNSでフォロワーの数が少ないと、「私には友達が少ないんだ」と思うようになり、それが原因でストレスを感じる人は多いようです。
その結果、友達を増やしたいがために過度な投稿をしてしまうことが増え、最終的に「私、なんでこんな投稿してるんだろう」「友達が欲しいためにこんな投稿をして、なんだか虚しい」といったような自己嫌悪に陥ってしまいます。
自分の投稿に対するフォロワーの意見が気になる

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SNSで投稿をすると、友達やフォロワーが自分の投稿に対してどう思っているのか、段々と気になってきます。気にし過ぎると、「もしかして馬鹿にされているのではないか」「くだらない投稿だと思われているのではないか」という不安を感じるようになり、結果的にSNSストレスを引き起こしてしまうのです。
いかがでしたでしょうか。
SNSを利用する際には、あまり他人の目を気にしないことが大切です。SNSはあくまでもコミュニケーションツールのひとつとして利用し、あまり依存し過ぎないようにしましょう。