この中には、本業とは別に、副業をしているという方も多いはずです。副業をすれば、収入を増やすことができ、より安定した暮らしが送れるようになります。
しかし、副業には、注意しなくてはならない落とし穴が3つあります。
今回は、意外と陥りやすい副業の3つの落とし穴についてご紹介します。
副業の落とし穴①本業の会社にバレてしまう

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副業が本業の会社にバレてしまうと、大変なことになります。
一般的な会社では、副業の禁止が終業規則で定められているものです。そのため、副業がバレてしまえば就業規則違反となり、懲戒解雇や役職からの降格、減給や部署移動などの罰が与えられてしまいます。そうなれば、給料も低下する上に、上司や同僚との関係も悪くなってしまって、働きずらくなります。
実際に、自己退職するまでに追い込まれてしまう人もいるようです。
副業が会社にバレてしまう理由としては、税金、密告、勤務態度の悪化などがあげられます。
心当たりのある方は、注意してくださいね。
副業の落とし穴②税金

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本業では、給料から住民税や所得税などを天引きしてくれるため、税金を自ら管理する必要はありません。ですが、副業は違います。
自ら所得を計算して確定申告を行う必要があり、そういった手続きを怠れば、脱税として法に反してしまうことになるのです。
副業での税金は、副業による所得が年間20万円以下であった場合には発生しません。しかし、年間20万円以上稼いでいる場合には、税金を支払わないと脱税となってしまうので、注意しましょう。
なお、税金を支払う際には、納税の方法に注意しましょう。納税の方法を誤ると、税金の金額から会社に副業しているのがバレてしまうことがあります。
副業の落とし穴③本業が疎かになる

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本業より副業のほうが稼ぎが良くなると、だんだん本業の仕事が疎かになります。会社を休みがちになったり、仕事への意欲が低下したり、中には会社で副業の仕事をする人までいるようです。
自分では大丈夫だと思っていても、周囲の人には意外と見られていますし、業績には結果がはっきりとあらわれてしまうことでしょう。あまり本業を疎かにしていると、いくら副業で稼げても、本業のほうの給料が減ってしまうことにつながりかねません。
あくまでも副業は副業です。この点を忘れないようにしましょう。
いかがでしたでしょうか。
副業を行っている方は、今回ご紹介した副業の落とし穴にハマってしまわないよう、注意してくださいね。